10ヶ月留学プログラム修了式
こんにちは。トラジャルシアトル校の野島です。毎年、1月末に、この10ヶ月留学プログラムが終了します。
今年も、1月26日(木)にエドモンズ大学で、1月27日(金)にショーライン大学で、盛大に修了式が執り行われました。
学長からの修了証書授与の時は、皆、涙を浮かべながら、学長や英語の先生と握手を交わしていました。
修了式後のパーティーでは、学生がいろいろな歌やダンスを披露し、大いに集まっていただいたホストファミリーや大学関係者を楽しませてくれました。今回は、キャップ&ガウンを着ての記念写真を添付します。ご覧下さい。
シアトル留学生達には、ここで学んだこと経験したことを、是非、これからの就職活動に活かしてもらいたいです。
今年の学生は、勉強も頑張り、TOEICも過去最高の平均点599点を出しました。最高点は、885点でした。
授業にしっかり出て、勉強すれば、必ずTOEICの点数は向上します。この留学は、多くの面白いイベントが用意されていて、楽しい経験が沢山出来ますが、楽しいばかりでなく、英語力も着実に伸ばすことが出来るようになってます。
さて、今回は、「修了式、卒業式」の英語を考えてみましょう。英語では、graduation ceremony とか単に commencement と言います。graduation は、grade (グレード) から変化した言葉です。
「階級、等級、学年」の意味のグレードですね。成績の評点もグレードと言いますよね。1年生から徐々に上がって行って6年生が終わると、小学校の卒業ですよね。全てのgrade を終えることを、graduate と言います。すべての階級を修了すると言う意味の動詞です。その名詞が、graduation です。もうひとつの「卒業式」の commencement は、commence という動詞から名詞になったものです。
動詞の意味は、「始める」と言う意味です。まさに、卒業式は、もう一段上に行くことを始める儀式のことです。面白いですね。
ところで、grade の最初の gr- には、ある意味があるのですよ。何だと思いますか。
地面から草の芽が生え出し、大きく成長し、鮮やかな緑色になるイメージを頭に描いて下さい。 「大地」 「草」 「成長」 「緑」は、英語にすると、ground、grass 、grow、 green ですね。 gr-で始まる単語です。これらは、皆、「成長」の意味の語源が共通点です。プログレッシブ英和中辞典(小学館)で、green を引くと、終わりの方の語源説明に書いてあります。皆さん、これで、「成長」の意味を持った gr- のことを、もう忘れないでしょう。
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