プロフィール

野島 貞吉先生
担当科目:基礎英文法、イディオム特訓
慶応Boyのカリスマ先生
留学に行った学生たちのだれもが崇拝するカリスマ的存在。
文法の裏に隠される欧米人の考え方をドラマ仕立てに伝授する基礎英文法の授業はトリビアがいっぱい!
1コマも休みたくないという学生続出。そんな慶応Boy の趣味はゴルフ。
2017年6月
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2016年9月21日 (水)

フランス語が語源の単語のお話し

8月半ばからシアトル校では夏休みに入り、学生達は、思い思いのプランを立てて、
旅行に出掛けたり、ホストと一緒に近郊にハイキングに行ったりしていました。
アメリカの広大な自然やアミューズメント・パークは、その規模が桁違いに大きいので、
「百聞は一見に如かず」で、シアトル留学中に足を延ばして、
自分の目で見て、生のアメリカを体験してほしいと思います。


今週は、学生全員で、恒例のウイスラー研修旅行へ出掛けます。
そして、それが終わると、いよいよ26日(月)から秋学期のスタートです。


9月の最初の週末に、エリオット湾に停泊中のクルーズ船を見学するイベントを実施しました。
その時の写真を紹介します。参加した学生達は、豪華な船内の様子に、大いに感激していました。


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今回は、フランス語から来た単語について、少し話しましょう。

この夏に、ドライブを楽しもうと、車でバンクーバーの東側からカナダに入った時ことです。 
シアトルから車で2時間半北上すると、カナダ国境に入ります。
カナダの公用語は英語と仏語ですので、そのまま高速道路を走ると、
標識は英語だけから、英語と仏語の両方に変わります。
そこで、なるほどと気付いたことがありました。

速道路の「出口」のサインが、EXIT と SORTIE と書かれていました。
実は、英語で、sortie というと、ジェット機が緊急発進をすることを指します。
急いで外に飛び出すことです。
辞書には、「出撃」「突撃」など訳されています。
英字新聞などで、領海侵犯をした外国機に、警告を発する為に、
自国のジェット機が緊急発進したなどと伝える時に、良く出て来る英単語です。
フランス語の「出る」のsortir から出来た単語だったのかと、この時、初めて知りました。

日本でも、フランス語が語源の単語が沢山あります。
ズボンは、フランス語のジュポンjupon から出来た言葉です。
お似合いのアベックなどと言うことがありますが、このavec は、英語の前置詞のwith に相当しますから、
本来は、「一緒に」「共に」だけの意味が、「カップルの二人」という意味に変わっています。
また、ピーマン (piment) も、フランス語ですね。 原義は、ピーマンも含めての唐辛子類です。
レストラン (restaurant) も、実はフランス語です。
食文化の進んでいるフランスの影響で、料理に関係する単語は、フランス語から沢山生まれています。
ちょっと、列挙してみましょう。

オードブル    hors d’oeuvre       前菜
カフェ・オ・レ    café au lait          lait はミルクですから、ミルク入りのコーヒーのこと
グルメ        gourment             食通、美食家
コンソメ         consommé            澄ましスープ
ビュッフェ      buffet             バイキング式の食事
ブイヨン          bouillon              肉のすまし汁
オムレツ        omelette           炒めた肉やたまねぎを卵で包んで焼いた料理
ポタージュ        potage               濃いスープ
ムニエル          meuniere            魚の切り身に小麦粉をまぶしてバター焼きした料理  
メニュー            menu              仏語の発音は、ムニュですね。
ソムリエ            sommelier         ワイン専門サービス係
シュー・クリーム chou a la crème  chouは、キャベツですから、クリームで出来たキャベツのような形の
                       菓子
ですね。
                                                 日本語は、シュー・クリームですが、本当はシュー・ア・ラ・クレームです。
パフェ             parfait           英語のperfect のことですから、「完全なもの」の意味です。
                           完璧なデザートだと言うことでしょうか。

以上の単語は、発音もフランス語っぽいので、英語ではなさそうだと感じていた人もいるでしょう。

次のような単語も、実は、フランス語が語源です。
アンコール       encore          もう一度
エチケット        etiquette        礼儀、作法
グランプリ        grand prix        大賞
コンクール       concours        競技、競争
サボタージュ    sabotage          怠業、仕事をなまけること。これが、日本語の「サボる」の語源です。
                            本来は、破壊活動の意味です。
パラシュート    parachute           para が、「抵抗すること」を意味し、 chuteが、「落ちること」です。
                         落下に抵抗する装置となりますね。

今回は、フランス語が語源の単語のお話でした。では、また次回に。