プロフィール

野島 貞吉先生
担当科目:基礎英文法、イディオム特訓
慶応Boyのカリスマ先生
留学に行った学生たちのだれもが崇拝するカリスマ的存在。
文法の裏に隠される欧米人の考え方をドラマ仕立てに伝授する基礎英文法の授業はトリビアがいっぱい!
1コマも休みたくないという学生続出。そんな慶応Boy の趣味はゴルフ。
2019年2月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28    

最近のトラックバック

« 「懐かしい」を英語で何と言うでしょう? | トップページ

2019年2月28日 (木)

本来、Graduation とはどんな意味?

このブログ数ヶ月ご無沙汰していましたが、皆さん、元気にやっていましたでしょうか。

シアトルの2月は大雪に見舞われ、スケジュールの変更に追われる毎日でした。

交通は直ぐに麻痺しますので、大雪にはなって欲しくないです。この数日天気予報を見ていると、雪はもう降らないと言う予報から、直ぐに降る予報に変ったりしています。雪そして雨また雪と繰りかえしていました。こんな大雪の降る2月は、シアトルでは大変珍しいです。

早く雪の心配のない春の天気になってもらいたいですね。月末にも少し雪の予報が出ていますが、温度も上がるようなので、降雪しても溶けて積もらないでしょう。

 

Img_0169_2

さて、2018年度のシアトル留学も無事に終わりまして。カスケーディア大学では、一足早く12月半ばに修了式でしたが、エドモンズ大学とショアライン大学では1月28日と29日の夕方にそれぞれ修了式が執り行なわれ、涙と笑いの式となりました。学生達はもう日本に帰り、家族と土産話で盛り上がっていると思います。学生達は、色々な勉強や経験を、それぞれキャンパスの授業や課外活動で、あるいはホストとの生活の中でしたと思います。これからの就職活動に、この貴重な経験を活かして頑張ってもらいたいと思います。エドモンズ大学とショアライン大学の修了式の様子を紹介しますね。

 

_0003_20190117_31581_2 Dscn25312_2
_0002_20190109_30473_2 Dscn24644_2

さて、今回は、修了式のGraduation Ceremony の単語にまつわるお話をしましょう。

graduation は、「成績、等級、度合い、段階」の意味のgradeから出来た単語です。 レベルの1段、2段、3段とドンドン上がって行き、全ての段階を終えると終了ですね。それが graduation です。gradeの本来の意味は、前に進んで行くことなのです。関連単語に、gradually 「徐々に」がありますが、これも一歩一歩階段をゆっくりと上がっていくイメージですね。

 

また、意外と思いますが、最初の「g と「r」にも意味があって、「gr‐」には、「成長」の意味があります。 例えば、次の文を見てみて下さい。 gr- で始まる単語を並べて作った文です。

 

The grass in the ground is growing, getting big and the color of the grass is changing green. 

地面の草は成長し、大きく育ち、そして、その色は緑色になります。

 

grass 「草」、grow 「成長」、green「緑」、皆、大いに伸びて成長することが原義です。英語辞書のgreenの説明に、古英語のgreen の原義は、「成長する」であったが、成長する草の色から、「緑」の意味になったと書かれています。

 

卒業式の話に戻ります。もう一つ、アメリカには、卒業式を表す単語に、Commencement が有りますが、これは「始まり」を意味していて、何かが終了したら、次に何かが始まるという考え方に基づいたセレモニーですね。 動詞は、commenceで、beginと同じ意味で「始める」ですが、少し格式ばった言葉で、公式の行事の始まりに使われます。

 

日本の卒業式は、終了を祝う式で、米国の卒業式は、始まりを祝う式ですね。重点の置き方が違います。これも文化の違いで、面白いところです。

 

長い間、留学ブログを読んで頂き、有難うございました。

シアトル校の様子や英語表現・英文法そして語源について興味を持ってほしいと思って、書いてきましたが、この3月でシアトル校を定年退職しますので、このブログが最後となります。

 

皆さん、英語の勉強に終わりはありません。毎日少しでも新しいフレーズや単語を覚えるようにして下さい。昨日より今日、覚えたことが増えれば、毎日成長していることになります。積み重ねが大事です。継続は力なりです。

 

では、皆さん、お元気で!